人生の目的ってふいに気付いちゃう時ある。
でも「大体こんな時に見つけやすい」っていうのはあるよね。
「人生で最も重要な 2 日は、生まれた日と、その理由がわかった日です。」
マーク・トウェイン
『トム・ソーヤの冒険』という児童文学を書いた小説家・マークトゥエイン氏は上記の言葉を残しています。
人生の目的とは、私たちが直面する最も深い謎の一つです。その理由を探すために、私たちはさまざまな時間、アイデア、視点を使って自問自答していきます。
そして、人生の目的を見つけることはとても難しいですが、ふいに簡単に分かってしまうこともあります。
皆さんは自分の人生の目的にすでに気付いていますか?
今回は人生の目的をふいに知るタイミングを7つ紹介していきます。これらに当てはまる時もあれば、異なる時もあります。ぜひ皆さんの参考や心構えにしてください。それでは紹介していきます!
- 人生の目的を知りたい人
- 「生きている理由がどんなタイミングで判明するのか」を知りたい人
- もっと人生の奥深さについて知りたい人
人生の目的 ふいに知る瞬間7選
①過去の経験を思い出すことで人生の目的を認識する
人生があなたに対して変化球を投げてきた時、その処理方法が分からない時、それは自分自身が誰であるかを理解していないことが原因になっている可能性があります。分からない答えを考え続けるのは、痛みを伴うものです。
しかし、過去の経験を思い出すことによって、人生の目的を知ることがあります。
過去の経験や反省は、本当の自分を認識するために非常に重要です。今存在するものはすべて過去のおかげで成り立っています。悟りというものは、過去を振り返り、そこに意味を見つけることです。
説明するのは少し難しいですが、自分が何者であるのかを知り、このアイデンティティを現在の生活に組み込むことができれば、それは自分自身の人生がより自分にフィットしたものになるはずです。
常に落ち着き、リラックスし、リフレッシュできる、そんな世界を想像できますか? 人生の目的が分かれば、そんな世界で不安なく生きていくことができます。
②あなたの言動が知らずの内に人生の目的を物語っている
私たちにとって、言葉はかけがえのない財産です。書くことなしには生きていけない人もいれば、話すことをやめられない人もいます。SNSなどに感情を吐き出すことも言葉なしには成立できません。
いずれにせよ、言葉はコミュニケーションの不可欠な部分であり、人生の目的を頭が理解した時、それは話し言葉または書き言葉を通じてあなたが行うすべての行動に盛り込まれていきます。
自分自身の言動に耳を傾けてみましょう。そこから大きなヒントを得ることもあるかもしれません。
そうなっていくためには、自分の言葉を使って、人々の心に響くような方法で自分を表現することです。口を閉ざして夢を語らずに何かを成し遂げた人はあまりいません。
人生の目的が何であるかを知り、正しい考え方をしていれば、すべてが信じられないほど簡単になります。色々な思いを言葉にしていきましょう。
③人生が忙しくなった時
人生には自分の中心を見つけなければならない時期があり、それは心が安定した状態になる唯一の場所です。何があなたを動かしているのかが分かれば、バランスを崩してしまった時も、そこに行けば問題ありません。
その中心は何なのか。忙しすぎて余裕がない時こそ浮かび上がってくる大切なものを見つめれば、人生の目的が分かる時があります。
忙しい時、自分にとって不要なものを大切にはできないし、余分なものはそぎ落とされていきます。そして、残ったものが人生の目的において、大きなヒントになっている可能性があるという話です。
忙しい時ほど、自分の人生の目的について考えているヒマもないとは思いますが、一つの目的発見タイミングとして頭の片隅に入れておきましょう。
とはいえ、それでも人生の目的が分からなかった場合も「この方法では見つからなかった」ということに過ぎません。人生に絶望することなく、焦ることもなく、これからもアンテナを張り続けていくべきです。
忙しい時こそ心身共に成長のチャンス
④外部からの助けをためらわなくなった時
愛の力は偉大ですが、誰かを「愛すること」と「依存すること」には大きな違いがあります。それを真に理解した上で、あなたが助けを求めることを恐れなくなった時、自分が何者であるかを知り始めたことを示していると言えます。
あなたが自分の人生を他人の手にも委ねたいと思うことは、とても自然なことです。しかし、それが行き過ぎると依存状態になってしまいます。選択すべき選択肢や道が多すぎると、疑いが生じます。そんな時に手が差し伸べられたら、あなたは強く感謝をすると思いますが、あなた自身が周りの人々の重荷にならないように注意してください。
依存のない、真の助けに対して感情を整理していくことで、人生の目的が浮かび上がってくることがあります。
⑤自分の好きなことが何か分かった時
人生で最も重要なことの一つは充実感を得るにはバランスが絶対に不可欠であるという考え方を理解することです。ずばり好きではないことも行うことが大切です。
情熱や得手がなければ、自然とやがて燃え尽きたり、人生に不満を感じたりするでしょう。好きか嫌いか分からないものをリストから取り除いていくことで、自分が何を好きなのか、自分が誰であるかを知ることができます。
そして、優先順位を再考していきます。あなたの中で大切なものをはっきりさせて、様々な決断をしていくことで、人生の目的も浮き彫りになっていきます。
何事もやってみないと自分の好きも嫌いも分かりません
⑥あなたが自分自身の隠れた才能を発見した時
自分が誰であるかを知る最も予期せぬ方法の一つは、自分が常に持っている隠れた才能を発見することです。
あなたの才能は、人生をより良いものにするために様々な場面で機能しているものであり、それらを評価し、他の人と共有することが重要です。
前項目とリンクする部分はありますが、好きなことと嫌いなことを寄り分けていくことで、最良の基盤を得られます。そして、その中から自分の才能が見つかった場合、あとは簡単です。
秘められた才能を大なり小なり解き放っていけば、周りにその能力を驚かれるはずです。そこから人生の目的に向けて、方向性は定まっていくと言えます。
⑦誰も奪うことのできない何かに属していると感じる時
帰属意識というものは人生の目的というものと結び付く場合があります。
すべてが順調に進んでいた時、自分のしていることの背後に意味がある時、帰属意識はより静けさを自分自身にもたらしてくれます。そういった状態を得ることで、その基盤はより人生の意味を考える上で役立ちます。
また、そういった帰属意識の元となる場所は、自分がまさに自分らしくある場所です。あなたの人生の意味はそこからつながる何かかもしれません。
あなたがこの時代と場所に生まれたことにも理由があります。今いる場所、時間を当たり前だと思わずに大切にしていきましょう。
- 過去の経験を思い出すことで人生の目的を認識する
- あなたの言動が知らずの内に人生の目的を物語っている
- 人生が忙しくなった時
- 外部からの助けをためらわなくなった時
- 自分の好きなことが何か分かった時
- あなたが自分自身の隠れた才能を発見した時
- 誰も奪うことのできない何かに属していると感じる時
人生の目的とは?
人生の目的とは富のことではありません。私たちの多くは、富と成功こそ自分自身と周囲の人々に幸せや快適さ、平和をもたらすものだと教えられてきた節があります。
しかし、お金はあくまで手段ですし、成功はその瞬間の地点でしかありません。人生の目的とは、あなたが今日も明日も生きていく理由で、方向性とモチベーションを与えてくれるものです。
この目的を知るためには、自分の外に目を向ける必要はありません。何をすべきか、どこに行くべきか、それはすべて手の届くところにあります。
人生の目的は「人生で本当に重要なこと」と「それほど重要ではないこと」が調和するときに現れます。すべての決定は、自分の両方の部分にとって何が最善であるかに基づいて行う必要があります。
まとめ
今回は以上です!人生の目的の見つけ方はさまざまありますが、ふいに気付くタイミングについていくつかご紹介しました。
この記事から感じてほしいこととして、人生の目的を見つけるのに遅すぎることはないということは付け加えたいと思います。人生の目的が何であるかを知った状態で産まれてくる人は誰もいないですし、本当の自分を見つけるには多くの労力とエネルギーを要します。発見が早かった人がいたとしても焦ることはありません。
人生やるべきことはたくさんありますが、大切なのはそれを一つ一つ丁寧に体験することです。時には逃げることも大事ですが、行動なくして人は成長できませんし、人生の意味を見つけることもできません。
やがて自分に降りかかるすべての疑問に対する答えを見つけることができるようになったら、それは人生が意味を成し始めているというサインです。それらの答えを見つけ、そこから先に進むことです。
そして、人生をありのままに受け止めることが最善の生き方であることに気付くはずです。人生があなたをどこに連れて行こうとも、誰があなたを取り囲み、どんなに多くの挑戦が待ち受けていようとも、否定できない静けさを体験するようになります。
人生の目的、焦らずにその瞬間その瞬間に感じていきましょう。
人生の目的は一つとは限らない?
人生の目的は途中で変わったっていいのよ