一人ってなぜか恥ずかしいよね
今回のキーワードは「許可」です
今回のテーマは「一人×幸せ」です。
私たちの社会は、テクノロジーの発展によって電光石火の速さで再構築されました。かつて私たちを結びつけていたような古い制度が崩壊しつつあるこの世界では、当然のことながら、孤独を感じている人が増えています。
大規模なグローバル化、機械の台頭、パンデミック、気候危機、政治危機、家族の危機、平等の危機、危機、危機、危機、もう挙げ出したらキリがありません。 私たちの多くがもう疲れてしまって「一人になりたい」と思っていても不思議ではありません。
けれど、「ぼっち」という言葉で一人ぼっちを揶揄されてしまう昨今では、一人=良くないことだとと考えられがちです。
けれど、そんなことはありません。
この記事を読んでいるあなたが、一人でも問題なく幸せに過ごせる考え方を学び、人生を謳歌できるように、5つの思考について共有していきます。
- 一人で過ごす時間が多い人
- 将来一人で生きることになるだろうなと思う人
- 幸せの在り方について興味がある人
ぼっちでも幸せ メリットは?
どのような状況であなたが一人で過ごすことになるのか、既になっているのかは分かりません。
別れたり、離婚したり、住む国を変えたり、ある種の精神的な目覚めを経験したり、友人や家族が亡くなったり、孤独な仕事をしたり、何らかの問題に苦しんだりしているかもしれません。いずれにせよ一人でいても幸せな気持ちは作ることができます。
なお、一人でいることは以下のことでも役に立ちやすくなります。
- 私たち自身の内なる声に耳を傾ける
- リラックス、くつろぎ、減圧
- 人生で本当に欲しいものを発見する
- 創造的なアイデアと独創的な思考にアクセスする
- 深い感情的および精神的な洞察を利用する
それでは一人で幸せに生きていく上で大事な考え方を紹介していきます
孤独に負けないための5つの考え方
①「自分に許可を与えること」を許可する
まず、はじめに、許可が一人でも幸せに過ごしていくために鍵であることを認識する必要があります。これが大前提になります。許可は、物事を異なる方法で考え、感じ、実行するための内部承認を与えます。
私たちはよく一人でいることを良くないことだと捉えがちです。「友人、パートナー、家族などがいない=問題」という風に、さまざまな形で社会から教えられてきました。
しかし、社会やソーシャル メディアなどの混沌に満ちていて承認欲求が荒れ狂う世界を見ていると、それは生きていくための正確な基準ではなく感じます。
何はともあれ、「一人で生きていったっていい」という許可を自分に与えてください。「孤独を愛したっていい」という許可を自分に与えてください。クリスマスだろうと、年末年始だろうと、どんな日だろうと、あなたには一人で何も気にせずに過ごす権利があります。
②「休む許可」を自分に与える
一人でいるということは、他の人よりも多くの時間や空間を持っているということを意味します。物理的には一人ではない状況に出向いたとしても、その内面の孤独により、自分自身の心と体のニーズに同調することができます。
しかし、時間などがあるからこそ、いくらでも働くことも、何かを無理することもできてしまいます。それは不規則な生活や精神疾患につながる可能性があるとも言えるので、休むことに柔軟にならなくてはいけません。
休むことで、神経を落ち着かせ、活力と創造性を取り戻すことができます。休息があってこそ、一人での生活を最大限に活用するためのエネルギー、想像力、衝動を蓄えておくことができます。自分自身に「休んでいいよ」と許可してあげましょう。
③「遊ぶ許可」を自分に与える
遊ぶこと、楽しむことは私たちにとって癒しになります。一人でいる時間をとても楽しくしてくれます。
「一人=寂しい」と大衆はあなたを笑うかもしれません。けれど、そこで落ち込むことはありません。あなたはあなたが楽しいように過ごす権利があります。
あなたにとってワクワクすることは何ですか? あなたは何をしているときに楽しいと感じますか?
あなたのインナーチャイルドに足を踏み入れ、自由な心で楽しみましょう。それは、料理を学ぶこと、ガーデニングの技術を磨くこと、芸術的なスキルを学ぶこと、神秘的な場所に旅行すること、ペットと遊ぶこと、星を見つめること、何でもありです。
「人の目なんて気にせずに自由に遊んでいいんだよ」という許可を自分に与えましょう。
休む、遊ぶ、大事
④「何かに挑戦する許可」を自分に与える
私たちにとって「挑戦」は、人生に彩りを与えてくれる大きなものです。
一人で幸せに暮らす鍵は、休み楽しむだけでなく、何があなたに火をつけるのかを見つけることでもあります。
前項の「遊び」は、自分の時間を割いて好きなことや、自分の生きがいを見つけることです。そこに抑えきれない程の情熱が加わり、何らかの形で人類にも役立つようならば、それは幸せなことです。
あなたを魅了するものはありますか? スリル、刺激、癒し、喜び、色々な感情をくれるものはありますか? 何かに挑戦する許可を自分に与えてみましょう!
何かに夢中になると生きる気力が湧くよね
⑤「思考を書き直す許可」を自分に与える
多くの場合、一人でいることは「罪悪感」「恥ずかしい」「自己嫌悪」など、さまざまな苦痛的感情と結びついてしまいます。人生という広大な海に浮かぶ小さな島のように感じることは珍しくありません。
「私は一匹オオカミで寂しい人生」
「あの人には友達がたくさんいるのに私にはいない」
「一人で過ごしてばかりの私に何か問題があるのかも」
「誰も私のことを気にも留めていない」
上記のようなことを思ってしまったことはありますか?
「自分の思考を書き直す許可」を自分に与えるということは、こういった感情から抜け出し、一人で過ごす人間であることをいとわないと決めることです。
一人で何も問題ない、そう決めることで、思考を書き換えるとしたら、どのように感じますか? 毎日が楽しくなりそうな予感はしませんか? 例えばこんな感じです。
「私は一人で過ごすのが大好きな内向型ですが、大丈夫です!」
「時々孤独を感じるかもしれませんが、私は常に自由に生きれることを知っています。」
「寂しい? いやいや、好きなことをするための時間が増えたんです」
- ①「自分に許可を与えること」を許可する
- ②「休む許可」を自分に与える
- ③「遊ぶ許可」を自分に与える
- ④「何かに挑戦する許可」を自分に与える
- ⑤「思考を書き直す許可」を自分に与える
一人でいることを許可する
今回は以上です!
いかがでしたか? この記事があなたにとって、何かしらの参考になっていれば嬉しい限りです。
もし上記のアドバイスがどれも役に立たない場合、まだ一人は不幸だと思っている場合、いくつかの理由が考えられます。
もし一人が不幸だとどうしても思ってしまうようであれば、あなたは外向的で、他の人を自然に必要とし、本当はアクティブな人間であるという可能性があります。友人や家族、他者と過ごす人生を試してみても良いかもしれませんし、セラピストに頼ったり、ボランティア活動に参加してみたり、地元の公園や図書館に出向いてみたり、色々としてみることをお勧めします。
一人でいることは、より深い癒し、精神的な成長、そして私たちが誰であり、何を望んでいるのかを知る扉を開いていきます。古いトラウマを処理することもあると思います。新たなことを始めるスペースを与えてくれることもあると思います。
海外では歴史上、修道士や修道女、賢者や探検家が、時代を超えて長い間一人で過ごしてきました。それは一人でいることを一度許せば、孤独は何も問題ないということを証明しています。
一人でいる自分を許可する。気にせずに自分らしく生きていきましょう。
一人でいても、誰かといても、結局は自分の心次第です