エンパス×仕事です!
好きなら何でもよさそうだが。
自分にとって合う仕事をみつけるのに苦労するのはエンパスだけでなくすべての人にわりと共通する問題かもしれません。
ただ、エンパスにとって仕事をみつけたり続けるのが難しくなるのは、他人のニーズや気持ちに引っ張られてそこを理解されないとついつい自分を責めて居心地が悪くなるような負のパターンに陥るからです。
特に競争社会にぼくらはいますが他人のニーズを優先させがちな場合は致命的に嫌気が差すかもしれません。
ですが、エンパスがもつ、共感性、感受性、敏感な気質を大いに発揮できるキャリアはもちろんあるといえます。まあ、職種というよりも個人的にはその組織だったり、そこで働いている人たちの環境の方が大事だったりするかもしれませんが。
今回はそんなエンパスに向いている仕事をい23個ご紹介していきます。
ぜひ何かの参考になれば嬉しいです。
- エンパス気質のある人
- 自分に合った仕事を見つけたい人
- 共感力を社会でも活かしていきたい人
エンパスに共通する特徴4つ
エンパスに適性のある向いている仕事を探す前に彼らに共通する特徴を理解するところからまず始めてみましょう。
①直観力
エンパスは、言動を越えて人々の思考、エネルギー、モチベーション、欲求を読み取ることに長けています。
これは自分に対してはもちろんですが、人、モノ、場、動植物、空間などにも発揮されます。あ、この人体調悪いかも?とか、なんかこの職場空気がズレている?とかですかね。
②思いやり
エンパスは周りをとても気にかけます。周りを気にしすぎて生きづらい!みたいな話は良く聞きますが、めちゃくちゃ素晴らしいことで、優しさと思いやりの塊がエンパスです。
こんな人に囲まれたら争いはおきませんよ。
③Giver
自然に与える人がエンパスです。
彼らは受け取るよりも、誰かや何かに与えることを好みます。周りが問題を解決し、最終的にポジティブな流れをつかむのをサポートするのがとても得意でそこに大きな喜びを感じます。
④繊細
エンパスは、他人の気持ちや感情、そして自分自身の感情に非常に敏感です。自分の感情を隠しがちで他人のニーズを良く拾います。
このあたりがエンパスで大きな特徴になります。だから、感情や感性、そしてニーズを満たす方向性の仕事がわりとよさそうですよね。
結構色んな仕事がありそう!
でも、こんなの「まさにこれ」って決められんくない?
エンパスが仕事を選ぶときに考えたいこと
エンパスだからこの仕事のみが向いているよ!という画一的なキャリアはないと思います。それでも、エンパスが仕事や会社を選ぶ際に考慮すべき点はいくつかあると思うのでそちらをご紹介していきましょう。
①有意義なサービスを提供
エンパスは、ホスピタリティ、医療、教育、ソーシャルワークなど、他者にサービスを提供する業界やキャリアでその共感力を活かせる傾向にあるといわれています。これは欧米諸国でも研究とかがあるんですよ。
これらの業界の仕事は、他の人に奉仕するために、直感、感受性、敏感な気質を必要とします。
②精神的な負荷
①で挙げたような業界の仕事は、エンパスの特性を発揮できる一方で、心の重荷やストレスになる可能性ももちろんあります。
医療分野を例に挙げてみましょう。
エンパスの中には、医療問題に苦しんでいる人々をサポートすることで充実感を得る人もいれば、患者の痛みや苦しみに直面したときにそこに同調しすぎて圧倒される人もいます。
感情的な負荷やストレスが周りをサポートすることとの充実感を上回るかどうかを判断し、自分自身に正直になるようにするのがめちゃくちゃおすすめです。
仕事のやりがいはエンパスにとって大切ということですな。
③職場の環境
エンパスは、人と真のつながりを築くことができる職場環境を探すのがとてもおすすめです。
それは、自己肯定感が高まり、最も快適に感じる場所です。
また、エンパスは会社の文化と役割のパラメーターの両方を見て、人との交流機会がどれくらいあるかを確認する必要があります。
たとえば、保守傾向の強い会社や、主に孤立した仕事を必要とするポジションは、エンパスにはおそらく最適ではありません。
一方で、従業員間の強い関係を育む企業文化や、多くの機会を提供するポジション、プロジェクトで提携してコラボがあるような仕事は、エンパスに適しているでしょう。
完全な孤立よりもほどよい人間関係が成り立つ環境ってイメージですよね。確かにエンパスは生粋の人間大好き人間なのでこれは納得です。濃ゆすぎる人間関係の場合はある程度距離を保つ必要がでてくる関係性もありそうですが。
④組織の価値観
エンパスは、他人だけでなく、自分の価値観にも気にかけます。
仕事を選ぶ際は、会社と役割が自分の個人的な価値観と一致しているか否かはとても重要です。
エンパスは、会社の使命、バリュー、ビジョンをみて、それらが刺激的でワクワクできるか否かを確認する必要があります。
自分の価値観にそぐわないものを無意識に的にも取り入れるからだよ。
エンパスじゃなくても重要な気がするで!
エンパスに向いている職種一覧
前置きが少し長くなりましたが、エンパスに向いている仕事をそれぞれ紹介していきます。
まずはざっくり職種で分けた表を参考にしてみてください。
- 教育系
- 医療福祉系
- 心理・スピリチュアル系
- 芸能・芸術系
- 自然・動物植物系
- NGOなどの非営利団体系
- マネージメント系
- フリーランス
- 創造性を活かす系
エンパスに向いている仕事。適性の高い仕事まとめ
それでは上のざっくりした職種に当てはまるようなお仕事をそれぞれ紹介してみます。
①教員・アドバイザー
すべての教員が持つべきも重要な資質の1つは共感です。生徒の立場に立って、生徒の気持ちを理解する能力です。
学生とのつながりを持ち、学生の弱点と強みを理解することに長けています。たとえば、エンパス体質をもつ先生は、学校で生徒がいじめにあったとき、どのように感じるかを理解できます。
生徒に肩を貸して泣いたり、生徒の問題についてカウンセリングしたりして、問題に対処するのをサポートするために寄り添うことができます。
共感力のある教師は、生徒の感情やニーズに敏感であり、生徒が自分の能力を開発し、情熱を見つけるのをサポートできるので、教員はエンパスにとって素晴らしいキャリアです。
これと同様の理由で、アドバイザーやインストラクター、何かのコーチなど指導する立場に立つのは支配的にならず限りなく相手に寄り添うエンパスの良さを発揮できるでしょう。
②看護師
エンパスは助けが必要な人をサポートしたいという強い衝動を常に持っていることを考えると、看護師は素晴らしい選択です。これはどの人もいいますよね。看護師めちゃくちゃ向いていますと。
さまざまな環境 (病院、診療所、学校、自宅など) でキャリア形成が可能なのが看護師です。患者が必要とするケアの種類や専門とする医療分野 (小児科や救急医療など) に応じて、バイタルサインの監視、投薬、検査など、さまざまな患者関連のタスクを担当する場合があります。
治療計画、または医療処置や手術中に医師をサポートします。
多岐にわたる業務が得意なのもエンパスの特性なので、それを活かすお仕事は向いています。ただ、終末期ケアなど感情が大きく揺さぶられるキャリアを選択するのは人によってはあまりおすすめできないかもしれません。
③医師
看護師と同じく、医師も向いているという意見があります。
患者がどれだけ苦しんでいるかを見ると、患者に共感し、助けたいと思う傾向があります。つまりエンパス体質を持った医師はモチベーションが高いんですよ。
反対意見としては、深刻な病だったり、プレッシャーのかかりすぎるワークは自分を責める傾向にあるエンパスには向いていないとする人もいます。
でも、癒しを科学技術や経験や知識として与える医師はエンパス体質を少なからずもっていると個人的には思います。医師だけだなく、医療介護、福祉系はエンパスのキャリア形成としてありですよね。
④心理学者
心理学者は芸術家によく似ています。創造性と想像力、そして他人の感情や考えに対する感受性を必要とするからです。
心理学者は、想像力、直感、創造力を駆使して、自分自身や他人をよりよく理解できるように支援します。
また、感情や考えについて研究していくことは、精神疾患や障害の治療にも役立ちます。さらに、エンパスは、人々が日常生活でどのように機能し、どのように感じているかを理解するための鍵です。
これは、まさにって感じですよね。心理学にもいろいろな分野があるので、人の思考や心の動きがどれほどインパクトを持つかを研究するのはまさにエンパスのワークです。
⑤研究者
心理ではなくとも、研究系のお仕事はエンパス向きです。
エンパスは仕事が続かないのでは?と思われがちです。それは、自分と周りの世界をいい塩梅の境界線で保つことが社会では難しくなる場面があるからです。
なので、一人の世界や自分に興味があることを追求するような環境はエンパスには向いている部分があります。これが社会のためやコミュニティのために発揮されるような研究分野であればなお向いていると言えるでしょう。
⑤セラピスト・カウンセラー
④の延長ですね。相手の気持ちがわからずに癒やすことができるでしょうか?
実際のところ、共感力はすべてのタイプのセラピストにとって必須条件ともいえます。
エンパスはクライアントの感情やニーズ、問題や心配していることに簡単につながることができます。これが、エンパスが優れたカウンセラー、セラピスト、心理学者、ソーシャルワーカーになる理由です。
うつ病や依存症など、心の問題であればなおさらエンパス体質はその力を発揮できます。クライアントの状況を本人よりもよく理解でき、優れた聞き手でいることが可能だからです。本質がわかるってやつですよね。
⑥スピリチュアルヒーラー
エンパスはスピリチュアルな性質をもち、直観力を持っています。他人の感情やニーズに寄り添うのはヒーラーのそれといえますよね。
②のカウンセラーが現実に基づいて感情や過去のイベントからクライアントをプロファイルできるとしたら、エンパス気質をもつヒーラーはさらにエネルギー的な部分つまりその人の無意識や潜在意識レベルでもクライアントを理解することができます。
エンパスにもってこいの仕事になるでしょう。
ヒーラーといっても様々な分野があるので、例えばアドバイザー的な気質が好きならそっちに行ってもいいし、身体をエネルギーで癒す的な方向が好きならそっちでもいいですし、このあたりは好みですね。
⑦アーティスト
エンパスはアーティストです。といっても過言ではありません。
心を見て、考えを読むことができます。
しかしそれ以上に、エンパスは周りの言葉や歌で表現を感じることができます。
また、物事が自然界でどのように育まれ、変化するかを感知することもできます。これが、エンパスがアーティストに向いている理由です。
エンパスは芸術に対して非常に敏感で直感的です。歌や詩、絵画、彫刻、音楽に触れたとき、他人の感性をも感じることができます。
他人の芸術スタイルの良さをくみ取りながら、自分の芸術スタイルを確立していくかもしれません。
創造力を発揮するアーティストは、デザイナーやライター、漫画家、画家、音楽家、作詞・作曲家、写真家、映画監督、陶芸家、声優、演出家、俳優などなど多岐にわたりますね。
⑧獣医師
動物は人間の気持ちや感情に非常に敏感で、それらを感じ、認識することができます。彼らは、ボディーランゲージや些細な信号を通じてこ気持ちを伝えることさえできます。
動物が好きなら獣医師だけでなく、アニマルコミュニケーター、ブリーダーやトリマー、動物園の職員や経営、なんかも動物と関わるという意味においては向いているでしょう。
また、植物にもエンパスを発揮しやすいエンパスもいるので、植物好きなら植物や自然にかかわるお仕事もとても適性がある人もいます。
⑨NGO職員
NGO は、やさしさ、支援、援助、および慈善に関連しています。
相手のニーズをくみ取りやすいエンパスは、困っている人々を助けることに長けています。
もちろん、すべてのNGOが困っている人を助けたいという動機で活動しているわけではないとは思いますが、利己主義、利益主義とはエンパスはかけ離れていて、どちらかといえば全体の利益を追求していくのがエンパスの得意とするところなので、
そういう理念や組織はとても性に合うでしょう。
⑩マネージャー(様々な分野で)
エンパスの繊細さは、計画の緻密さや多岐にわたるタスクをこなすという部分にも発揮されると考えられています。
そういう観点において、組織の幹部やある意味利益主義を追求しなければいけないリーダーシップを発揮するポジションよりも右腕的なマネージメントの立場はとても適性を発揮するお仕事でしょう。
⑪起業家
人間関係でよく悩みます。という人は自ら興味ある分野において起業を検討するのもめちゃくちゃいいキャリア形成になります。
なぜなら、自分で付き合う人、周りに置く人をより選びやすくなるからです。
これはもちろんいい意味で責任を伴う部分もあるかもしれませんが、エンパスのらしさを発揮し、さらに感受性、共感力、敏感な気質を周りに理解される環境はエンパスにとってはこの上なくいい仕事になるでしょう。
⑫ウェブやデザインなど
エンパスはクリエイティビティ、創造性が高いことでよく知られています。
これは、彼らが周りの気持ち、感情、思考やアイディアを直感的にわかるだけでなく、自分の気持ち、感情、思考やアイディアも発展させやすい性質のためです。
ウェブ関係、デザイナー、建築家などなどその創造性を発揮しやすいお仕事は世の中にたくさんあると思います。
どんな仕事も自分らしさを押しつぶさないようにね!
エンパスは仕事が続かない?共感力は発揮できる天職があるよ
- 有意義なサービスを提供
- 精神的な負荷
- 職場の環境
- 組織の価値観
エンパスは仕事がつらくなったり、続かないことという意見があります。それは上に挙げた4つを考慮せずに仕事を選ぶとそうなりやすい傾向が強いからです。
周りに理解されない、あるいは、1人の時間が取れない、職場の雰囲気や環境があまりにも利己主義に偏っているなどが上位の馴染めない理由にランクインしやすく、
ある文脈では日本社会は、年功序列や比較競争で成り立つ部分が大きいからです。
こういう枠で自分らしく、エンパスらしさを発揮しようとすると水と油を混ぜるようなものでどうしても無理が生じます。
なので、そういう価値観をどうにかこうにか自分好みにコントロールする方向にエネルギーや時間を使うよりも、自分に合う環境を探すあるいは、自分でつくった方が早いときもあるでしょう。
ぼくまめたろうはエンパスかどうかはよくわかりませんが、今はブログを書いたり、ヒーリングセッションをしたり、自分で創造する部分が大きくとても満足しています。最高の仕事だと思っています。
もちろん、以前は組織に所属していた経験もありますが、何をするかも大事なのですが、誰とそしてどういう環境と価値観で仕事をするかはぼくにとってはめちゃくちゃ大事なことです。もちろんお金も大切だけどね。
エンパスの共感力を求めている、必要としている組織や仕事は必ずあります。今回の記事を参考にもし仕事を変えたいとか今のお仕事で満足感を得られないとかがあれば自分にぴったりの仕事を探してみてください。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。
ライスワークか、ライフワークかだね。
仕事を義務としてではなく、自分の人生の権利の一部として捉えるのもいいですよ。