オープンユアハートです!
心臓を開いてなにすんのよ?
「ハートを開きましょう」「ハートに従い生きましょう」、これらはスピリチュアル界隈だとよく登場する言葉の1つです。
このハートを開いた状態とは、簡単に言ってしまえば「マインドに支配されていない状態≒無条件の愛が自分にも周りにもある状態」のことです。マインドに支配されたまま人生を過ごすと、
すべてが「良いか悪いか」、「黒か白か」、「心地いいか不快か」、「正しいか間違っているか」、「役に立つか役に立たないか」で物事を判断することになります。
もちろん、二者択一的な価値観で世界をみることは悪いことではありません。むしろ時には役に立つこともたくさんあると思います。
しかし、知らず知らずのうちに可能性を限定的にしてまったり、不可能を信じ込み、あらゆるネガティブな思考パターンの基礎を築くというデメリットも存在します。
なのでこの記事では、思考やマインドに偏っているあなたがハートを開いて良い感じのバランス調整ができるよういくつかの方法をご紹介します。何かヒントになれば嬉しいです。
- 考えすぎやマインド過多になっている人
- ハートを開き自分に正直になりたい人
- とにかくオープンで行くのが好きな人
ハートが閉じているってなに?
「ハートを開く」を説明する前に反対のハートが閉じている状態をいくつかピックアップしてみます。
- 考えすぎる
- 知識、理論のみに囚われる
- 不満足感
- 孤独感や分離
- 限定的な思考や二元論、ジャッジメント
ざっくりですが、こんな感じです。
ハートが閉じている状態とは、簡単に言ってしまえばジャッジメントな自分が出ている状態だとまめたろう的には思っています。
人生を正しいか間違いかで判断したり、人を信用できるか否かでジャッジしたりです。なぜそうなるかというと、ぼくらはマインド志向が強すぎる状態(ハートが閉じている状態)になると、「足りない」感が出てくるからです。
例えば、何か達成したい目標があってそれが世界面白遺産検定に合格するとしましょう。合格するために一生懸命テキストを読んで勉強したり、ネットを通じて学習すること、つまり努力することは大事ですしとてもいいことです。
ハートが閉じている状態でこの面白遺産検定を受験しようとすると、しんどいこと≒頑張る&努力となったり、合格する自分≒良い自分、不合格になる自分≒ダメな自分となるイメージです。
本来なら不合格だったら、次はどうするかにマインドを使った方が効率的なのに、自分のダメなところや満ちていないところだけに焦点があたります。
合格した場合にも、そのありのままの現実を素直に受け止めず、次は世界変な生き物検定にパスしないと自分はダメだ。と不満足な自分をベースに築いてしまいます。
自分の無価値観をベースに人生を歩むと、素直な自分に気づきにくくなったり、ありのままの現実をみることが難しくなってしまいます。
ハートを開くとは?スピリチュアル的な意味
では、反対にハートを開く、ハートがオープンな状態とはなんでしょうか?
- ありのままの自分にイエス
- 無条件に相手も自分も愛する
- あらゆる可能性にオープンにある
- 感謝であふれる
つまり、ハートを開くとは、自分、相手、人生の可能性に対してオープンになり、ダメな部分も良い部分も素直に認めて受け入れて、無条件の愛をベースに生きることです。いわゆるマインドフルな状態ですよね。
無条件に自分自身も相手も愛したら、人生がどれほど変わるでしょうか?今まで経験してきたあるいは経験するであろう主には内側の葛藤や苦しみ、困難から解放され自分らしく生きることにイエスということが可能になります。
「良いか悪いか」の対立構造では、閉ざしていた選択が可能になってくるイメージです。自分や周りのダメなところやネガティブなところに関しては、それをどう改善していくか解決志向になり、ポジティブな部分により焦点があたります。
そのため、スピリチュアル界隈では、ハートを開くのが大事よとよく言うんですよ。
ちなみに、ハートを開くというとそれはハートチャクラを活性化することだ!という人もいますが、それはハートチャクラのテーマが自己受容(≒他者受容)を示唆するところからきているからだとまめたろう的には推測しているよ。
ハートを開く方法:スピリチュアル的なアプローチ
なので、ハートを閉じがち=マインドばかりを優先的に使っている人は以下の方法を試してみましょう。
- 孤独と静寂の中で過ごす
- 自分を励ます
- 「感じる」ことを許可する
- 内なる母、父とつながる
- 直感に注意を払うようにというメッセージ
- 痛みを感じて癒す
- 祈り
- 不快感を受け入れる
- すべてに美しさをみる
- 泣く
- ハートに必要なものを聞く
- 脆弱さ・弱さにオープンになる
①孤独と静寂の中で過ごす
これはシンプルに言えば、1人で過ごす時間を作るというやつです。
あらゆるテクノロジー(スマホやタブレット、SNS、ラップトップなど)、そして周りとは完全に未接続な状態をつくりましょう。この種の孤独は、自分の内側に耳を傾けるスペースを開くことができます。
日々の生活では、常にドラマティックな外側に引っ張られ、内なる自己から引き離されることがほとんどです。沈黙と静寂の時間を確保することが、ハートとつながる&開く完璧な環境を整えることになります。
最初のうちは、慣れていないので刺激への中毒性などが現れ孤独や静寂は退屈なものになるかもしれません。次第に、恐れや悲しみなどにおそわれる可能性もあります。
孤独は、本当の気持ちが表れる誠実な空間です。恐れや1人での不完全さがベースにあると、この感情が最初に現れます。
確かに、孤独ってなると寂しかったり自分が惨めになったりする人は多いかも。
②自分を励ます
シンプルかつ心地よい言葉を自分自身に投げかけることは、「サポートされている」と感じるためにとても役立ちます。
インナーチャイルドはハートの中にいることを忘れないようにしましょう。
「大丈夫」「一緒にいるよ」「あなたはとても強い」「愛してる」「私はここにいる」などの小さな思いやりのある言葉はハートを開くよう促すのです。
③「感じる」ことを許可する
楽しいことも悲しいことも、自分の内側や気持ちなどを感じることを許可すると、それは成長することへの許可になります。
なぜならハートを開くとは、自分の感情に向き合い、十分に勇気を持つこととイコールだからです。
そもそもハートを閉じている状態とは、特定の感情を否定していることになります。メンタル面でその閉じている感情に許可を与えることで、ハートを開くプロセスが「スピードアップ」します。
④内なる母、父とつながる
神聖な母あるいは父の存在が誰しも内側にあります。ハートが開き始めると、これらの力が現れ、どんなときでも内なる母や父に呼びかけることができます。
親に対して否定的な考えを持っている人も多いですが、内なる親(インナーペアレント)は実際の親とはもちろんですが異なります。
内なる親は無条件に愛し、支え、私たちのすべての痛みにともにあります。インナーチャイルドの守護者でもあります。
今まで行ってきたこと、言ったこと、考えたことにインナーペアレントは影響は受けません。ただただ無条件の愛を注ぐのです。
自分にとって最も自然な方法で、インナーペアレントに呼びかけてみましょう。例えば、祈る、話す、手紙を書く、歌う、踊るなどです。インナーペアレントを感じると、内側に温かさが宿ります。
これはハイヤーセルフとか、内なる神さまとか、ガイドなんて捉え方もしていいでしょう。
⑤痛みを感じて癒す
ハートを開くことをしていると、自分の中に抑圧された感情、恐怖心や怒りなどのネガティブな感情を強烈に体感することがあります。
感情的な痛みから自分を切り離します(そんなネガティブな痛みが自分にあるはずがないと否定します)が、ハートを開くとはこれらの痛みを正面から受け止めても大丈夫な自分に気が付くプロセスになります。
そうすると、混沌としたネガティブなエネルギーは自然に癒えて内側の解放感と調和が生まれます。複式呼吸を意識することでこれが可能になっていきます。
⑥祈り
言葉はエネルギーであり、祈りを唱えると周りのガイドやサポートを活用することができます。
女神、生きとし生けるもの(大地や海など)、スピリット、神、またはあなた自身の魂など、あなたが最も強く共鳴するものに祈ってみましょう。
祈るという行為そのものがハートを開くことに通じます。謙虚かつ誠実にサポートを求めれば豊かなガイドが得られます。
例えばですが、〇〇さん(自分が共鳴するものなんでも)、私のハートを開き、内側に閉じ込めてきたすべてを感じる勇気を与えなさい。そして、痛みの重荷から解放されるようサポートしなさい。弱さを知り自分を受け入れる方法を学ぶにつれて私の旅が深りますように。
などです。
スピリットや神、あるいは自分自身からのエネルギー的なサポートを得たいときは断定系でいうといいよ!
⑦不快感を受け入れる
ハートを閉じてしまうそもそもの理由の一部は、不快感を感じることを毛嫌いするからです。
不快なこと=悪いことであり、薬を使ってどうにか快適にしたり、自分から無理に切り離したり、何らかの形でそれをマヒさせる必要があると教わります。
しかし、真実は私たちを悶え苦しませるものがなんであれ、それにはとても価値があるということです。反応するのはなんであっても、感情的な痛みや恐怖心を引き起こすのが何であっても、それらは偉大な教師です。
しかし、不快感からとにもかくにも逃げることに夢中になっているため、その価値に気付くことができません。
不快感を受け入れるということは、マインドセット(思考パターン)をみるということです。そのマインドセットとは、反発する気持ちではなく受容的になるということです。
受容的であるとき、オープンであり通常は避けたり否定したりするものを感じる準備ができていることになります。
反発する気持ちが強いと、怖がる子供のように無意識に逃避したり、傷ついた動物のようなリアクションが起こります。
違いが理解できるでしょうか?ハートを開くということは、この新しい考え方≒受容的であることを取り入れることですが、それは愛に満ちた、セルフケア的な方法で行われるのがよいでしょう。
⑧すべてに美しさをみる
美しさをみて、味わうにはハートを開くことも大事ですが、日常の生活ペースやリズムをゆるめることも大切です。
人の顔、音、匂い、テクスチャー、動物、木、雲、食べ物、アイデア、さらにはゴミ捨て場、舗装された道、ごみごみした都市などの予想外の場所にさえも美しさがあります。
毎日すべての美しさを見つけることを目標にすることができれば、驚くだけでなく、再び人生に恋をするでしょう。
めにうつるもの、感じるものすべてが美しみえるのはエネルギーの素晴らしさに気付く=ハートを開くことに直結しますからね。
⑨泣く
感情的に雑多なものがたくさんあると、泣くことはなかなか難しくなります。
年齢を重ねるほど泣く方法を忘れる傾向にあります。悲しみや悲しみを越えた悲しみに圧倒されると、胃が硬直し、のどが狭まり、身体が硬くなります。感情的な麻痺も経験したり、完全に凍り付く人もいるかもしれません。
泣くにはあるいは泣く方法を学ぶにはプライバシーを確保する必要があります。泣けるような映画をみたり、心を揺さぶるような音楽を聞いたりするのもいいでしょう。
身体が緊張している場合は、お腹のあたりをマッサージしてもいいです。悲しいとき、心の重荷やストレスがいっぱいのときは泣いてみましょう。
多くの場合、泣くことは恥ずかしいこと。と子供のから教わってきましたが、その有害な教えを再プログラムし、泣くことは完全に正常であり、尊重してもいいと思い出してみましょう。
⑩ハートに必要なものを聞く
マインド(思考など)の声に耳を傾けることが日常になっているため、ハートのニーズにこたえることを忘れているのが私たちです。
気分が良くなるために何が必要か、最後に自分のハートに尋ねたのはいつでしょうか?ハートはマインドと違って、常に正直な答えをシェアしてくれます。
これらの正直な答えに向き合うのが難しい場合があるため、自分のハートを恐れるのです。マインドの声の方がはるかに快適だからです。しかし、ハートは決して真実を覆い隠したりはしません。
自分のハートに尋ねるには、沈黙が必要です。騒々しい現代社会や日常においては、ハートの声はかき消されるからです。
「私は何が必要ですか?みせなさい。」「どうすれば気分がよくなるでしょうか?」
沈黙しているときハートに浮かぶ質問がなんであれ、聞いてみましょう。
ハートの言語(答え)は複雑であることを忘れないでください。
答えは、身体の感覚、頭に浮かぶイメージ、記憶、直感、または無言の言葉やエネルギーから得られます。
ハートが必要としていることに耳を傾けるには練習が必要です。しかし、受容的であれば、すぐにガイダンスを受け取るでしょう。
⑪脆弱さ・弱さにオープンになる
脆弱であること、弱さであることをある程度ほとんどの人が恐れます。
脆弱さとはオープンであることを意味し、オープンであることは自分自身を潜在的な攻撃にさらすことを意味します。
脆弱性への恐れは古くからあり、私たちの DNA に組み込まれています。
「半分」は動物であり、防御することで種として生存することができました。問題は、他者に対して防御しすぎていることです。私たちは、「半分」はスピリットであることを忘れています。
最後にアドバイスを 1 つ。内なる批評家や裁判官が、どのように心を閉ざしてしまうかを意識してみましょう。
内なる批評家は、「愚かである」、何か間違ったことをしている、またはどういうわけか自分自身をばかにしていると告げる恐れの声です。この声を意識して、愛を持って接してください。それが何であるかを見てください。
ハートを開くことによって人生が豊かになる
ちょこっと補足的に!
ハートを開くとは、ダメな部分も良い部分も素直に認めて受け入れて、自分にも周りにも無条件の愛をベースに生きることと冒頭では言いました。
確かにその通りなんですよね。ただこれは、誤解を招きそうですが、気に入らない人を好きになれとかそういうことではないんですよ。
もちろん、人間なので好みとか好みではないとかはあります。ただ、ジャッジメント(ハートを開く反対の状態)だと、あの人のことは許せない、絶対無理、物事や状況においては、〇〇なんてありえない、でなければならない。
などなど、自分の内側ではなく、外側に外側にと思考やマインドが向くようになります。無条件に受け入れることができなくなるからです。
要するに好みではない、苦手な人や物事や状況、自分自身をフラットにみえなくなってしまうんですよ。
だからハートを開くことで、そのフラットでない自分(マインド志向の自分)にさよならを告げて、素直な自分を信頼するという力でもあります。
今回翻訳させてもらったのはなかなかの良記事だと個人的には思っていて、なぜなら、ハートを開くこと=素直に生きる、ハートチャクラを活性化させる系のことを言う人が多いんですが、
それどうやるの?ってところまでなかなか触れられないことがあります。
まめたろう的には2つの方向性が合って、今の状況やネガティブな人やモノに対して、フラットにみられない思考や感情と向き合うのが1つ、もうひとつはそれを手放すだと思っています。
これは機会があればまた記事にしていこうかなと思います。
みなさんのハートは日常において何パーセントくらい開いていますか?
ぼくは100%心臓が動いているよ!
物事を綺麗とみるのも汚いとみるのもまさに自分のハート次第なのです!