あなたと私はツイン!
好きな人はめっちゃ好きなやつ!
ツインレイとは、魂の片割れ、この世にたった1人存在する運命の相手とされることがスピリチュアル界隈ではメジャーです。
肉体レベルでの最も強力なつながりの1つで、いわゆる運命の人ってやつです。
スピリチュアルの世界には、魂レベルで縁がある人を様々な名称で呼びます。例えば、ソウルメイト、ソウルファミリー、ツインソウル、ツインフレーム、ツインレイです。
それぞれ用語に微妙な違いはあれど、要するにめっちゃ縁がある人でツインレイはその最上級の1つだと捉えるのが一般的です。
今、現在、ネット社会になったり、恋愛自由な社会システムになったことによってこれまで以上に人間関係の自由さが表れたこともあり、そんな縁がある人に会うスピードや確率はこれまでにないレベルで高まっているといわれています。
そんなツインレイなのですが、今回はあえてまあそんなロマンティックなものでもないかもねという1つの視点を投げてみようと思います。いろんな解釈がスピリチュアルでは許されますからね。
- ツインレイについて興味がある人
- ツインレイは本当なの?と疑問を投げがちな人
- ツインレイにまつわる神話でしょを知りたい人
ツインレイに出会うとどうなる?3つの変化
まずはスピリチュアルの世界でそんなとても縁が強い(魂の片割れですから)ツインレイと出会うとどうなるかといわれていることを整理してみます。
- 人生が一変する
- 波動が変わる
- 魅力度が増す
①人生が一変する
ツインレイとの出会いは天変地異だ!という人もいるくらいですからね。
自分の生活、人生において革命が起きた!と感じるくらい人生が変化していくといわれています。これはもちろん、別離、喪失などのネガティブなものもあれば、再会、機会にめぐまれるなどポジティブなものもありえます。
②波動が変わる
目覚め、覚醒なんでもいいんですが、人間関係、パートナシップによってスピリチュアルなエネルギーを感じるようになったり、目に見えない世界に興味関心を持つような魂があります。
ツインレイもそこにかかわってくるイメージですよね。
ツインレイでなくてもそうだとは思うんですけど、人との出会いによっていわゆるスピリチュアルな目覚めを体感するようなタイプは、素の自分をより出してもいいんだ!的なところが大きくなってオープンマインドで生きる感じになる人が多い気がします。その結果として、エネルギーフロウが良くなる感じです。
たった1人だけ存在する運命の相手ですから。まあツインレイの定義がいろいろあるという話は別にして。
③魅力度が増す
魅力的でない人なんて多次元的な魂をルーツに持っているぼくらはいないんですが、ありのままや素の自分に許可が出せるようなると魅力度がそりゃあまあアップすると思います。
ツインレイとなると、性エネルギーが増すとかって言われ方をよくしています。
性欲が増すとかっていう説もありますが人それぞれではないでしょうか。
他にもたぶんたくさんの変化があるんでしょうけどまあ、ざっくり言えば、めっちゃいろいろあるです。
ツインレイは嘘?気を付ける3つのポイント
ツインレイは絶対嘘でしょ!というよりも、ツインレイ自体はいてもいいんですが、あんまりボルテージを上げすぎるとスピリチュアルな成長とか自分の人生の流れみたいなものを崩すかもよっていう意見を3つご紹介します。
- 客観的な真実がない
- ツインレイが完成させる存在という嘘がある
- 免罪符になりがち
①客観的な真実はつくれない
ツインレイは言うまでもなく、客観的な真実とはなり得ません。「ツインレイ」はあくまでスピリチュアルな世界におけるアイディアの1つで、人生で経験するユニークでオリジナルな関係を説明しうる便利なラベルです。
(まあ、スピリチュアル自体目に見えないものなんで見える形で証明するのはムズイですよ。)
彼や彼女がツインレイか否かやこの相手はたった1人の運命の相手なのだ!とツインレイにとらわれすぎると、苦しい結果になる可能性があります。
例えば、そのパートナシップが上手くいかなかったとき自分や相手を疑うことになるでしょうし。だから真剣になりすぎない方がいいでしょう。
ツインレイに限らず、スターシードとかスピリチュアルな使命とかもそうだよね。
そうそう!スピリチュアルラベルというのは、便利なんだけどのめり込みすぎても結局真実は自分にとってどうかだから。
②ツインレイは完成させる存在ではない
ツインレイが本当に唯一無二で運命の相手だったとして、その相手や存在はあなた自身を「完成」させる人ではありません。もちろん、スピリチュアルな面や自分のあらゆる部分の成長のサポート役にはめちゃくちゃなると思います。
いやいや、魂の片割れだし、2人で1つなんだからそうじゃないかというツッコミ。めっちゃわかります。
でも、人生において成長したり幸せを感じたりする前提条件にツインレイは必要ないんですよ。あなたを完成させるのはあなた自身だからです。
そもそも、スピリチュアルな世界では、ぼくらは誰しもが本質的に多次元的な魂、言い換えれば創造主や純粋な光、ソースです。もっと言ってしまえば、すべて完璧な存在なんですよ。
その「完璧さ」に気が付く過程をスピリチュアルな目覚めや覚醒と呼びますが、そのきっかけがツインレイであることもあれば、ぼーっとしているだけってこともあれば、瞑想でもあるっていうイメージです。
じゃないと、ツインレイに出会わない人と出会う人で意味わからん「格差」が出ますからね。これはぼくの知る限りスピリチュアルな世界ではありえないです。
③ツインレイを免罪符にしがち
これはめちゃくちゃ多いと思います。
ツインレイの存在が
- 「より良い」「よりスピリチュアルな」パートナーである
- 現在のパートナシップを壊す
- 今や過去のパートナーをツインレイという役割になるよう強制させる
ことになっている可能性はありませんか?とりわけ今のパートナーシップがうまくいっていないから他に出会った人をツインレイだと思いたいとか、今のパートナーシップがうまくいっているのにもっともっともっと自分は。みたいなゾーンですと、
これら3つはすべて不要なマインドゲームになります。すでにある関係を愛して大切にするのも1つの選択です。
これはそうですよね~。ツインレイには不倫関係が多いとか、辛い試練を乗り越えるために不遇の状況で会うとかそんなものや意味わからんルールないですからね。
ま、自由なんですけどね。
これは個人的な意見だけど、ツインレイがいたとして、それは本当に瓜二つの存在になるから自分が完璧な状態!じゃないとすぐ別れると思うよ。
ツインレイとソウルメイトの違い!ソウルメイトの方が安心
①ソウルメイトは複数、ツインレイは1人
ソウルメイトはこんな感じでエネルギー的にマッチしている相手を指すスピリチュアルな用語の1つです。ツインレイはそのマッチ度が100%なので鏡映しとか瓜二つ、もう1人の自分がそこにいるかのように感じると一般的にはいわれます。
ソウルメイトの関係においても、自分の嫌な部分とか苦手なところと向き合う可能性がでてくるので難しい場面や一見すると辛さを感じることもありますが、本質的には安心感のある場所です。
また、ソウルメイトは必ずしもロマンティックな関係であるとは限らず、友人、仕事、家族などの関係性においてもみられます。一方でツインレイは一生で会うかもしれないし会うわないかもしれない1つの存在です。
②出会う目的と役割が異なる
ソウルメイト同士が出会う目的は、「自己」と「他者」の間にある分離の橋渡しです。自己理解と他者共感の学びってやつですね。
一方で、ツインレイの目的は大きく異なります。ツインレイの役割は、内面の全体性、調和、自己実現 の開発(ワンネス)をサポートし合うことにあります。
なので、この関係性は常にバラ色とはならない可能性が非常に高くなります。
実際、ツインレイの出会いは、太陽と月、地球と空、火と水の出会いに似ています。当然のことながら、これは神聖な調和を生み出すことは可能ですが、激しい対立を生み出すことも大いにあります。
これは物理的になんかそういう壁とか試練があるツインレイもあるかもしれませんが、自分の価値観やエネルギーが変容していく過程で、より感情面であるいは思考面で自分と向き合うシチュエーションがソウルメイトよりも深くなるってイメージです。
全然例が適切じゃないかもしれないんですが、
ソウルメイトとの出会いは、しょっぱいものが好きなAさんと甘いものが好きなBさんだとします。Aさんはしょっぱいものが好きとはいえ、甘いものも食べられなくはない。Bさんは甘いものが好きとはいえしょっぱいものも食べれなくはない。
二人が出会えばしょっぱいものも甘いものも互いに好きになれるかもしれないし、互いの良い側面が最終的には拡大していきやすそうですよね。
一方で、ツインレイとの出会いは、しょっぱいもののみ食べるAさん、甘いものだけ食べるBさんの出会いです。互いも「それだけが好き」という点では瓜二つなんですが、和解して良い側面が拡大するためにタフなことが色々とありそうですよね。
資本主義と社会主義が仲良く手を取り合うみたいな感じです。
ツインレイは嘘?ツインレイの関係における神話
さてここからはよくある勘違いシリーズです。
①ツインレイはあなたを完成させる
さきほどもいいましたが、これは神話レベルの勘違いです。
他人によって「完成された存在になる」というのはとても美しく聞こえます。そしてもちろん、あるレベルでは、これはツインレイムにも当てはまります。
しかし実際は、ツインレイは、ワンネス(ホールネス、創造主としてのあなた、光の存在)に気が付くきっかけとして機能するにすぎません。
つまり、ツインレイは、自分が欠けている、不足している領域を気付かせてくれます。思いやり、共感、謙虚さってこともあるでしょう。
しかしツインレイのみが自分を完成させる存在ではありません。
というのも、信念、傷、条件付け、エゴのすべての層の下には、純粋で無限の完全性があるからです。そもそもぼくらは、純粋で、無限で、完全だからです。
出会いによってより自分と向き合うきっかけにはなるってことだね。
②ツインレイは異性である
ツインレイは異性だ!という理想は、今でも多くのツインレイ文化に浸透しています。
しかし、人生、あるいはスピリチュアルな世界は、伝統的な思想、宗教的影響、さらには性別二元制度にこだわることはないのです。
実際には、ツインレイは同じ性別である可能性もあります。そのことで、自分のセクシュアリティや人生における信念や思い込みに疑問を抱くようになるかもしれません。
すべての魂あるいはすべてのツインレイが男女関係になるとしたらつまらんですからね。
③ツインレイはあなたと瓜二つ
ツインレイには多くの共通点がありますが、驚くほど多くの相違点もあります。
ただし、これらの違いは、関係を損なう方向に働くのではなく、関係に深く貢献します。
たとえば、あなたは内向的かもしれませんが、あなたのパートナーは社交的かもしれません。一方は男性的かもしれませんが、もう一方は女性的かもしれません。そして、お互いに相反する長所と短所があります。
理想主義的なあなたと、現実主義的なパートナー。衝動的なあなたと、思慮深いパートナー。落ち着きのあるあなたと、不安症のパートナーなどなどです。
④ツインレイと出会うタイミングは決まっている
ツインレイとの出会いは、運命だから決まっているという運命決定論的なアイディアがあります。
ツインレイとの出会いのみが良きもしくはバッドタイミングで起こるわけではなく、すべての出会いに決まったルールはありません。
⑤ツインレイは会うとすぐわかる
魂にはその成長の段階やレベルがあるとする考え方があります。
若い、ヤングな魂はその出会いがツインレイとその他の区別がつかないときもあります。経験豊富な魂であれば、すぐにツインレイとわかる可能性もありますが、
そのつながりをロマンティックに美化する可能性があるので欲求不満状態を招くかもしれません。
会うとわかる!みたいなコンセプトはどちらかというとソウルメイトに適用される考えに近いような印象があります。ま、魂にレベルがあるかどうかも本当なのかはわかりませんけどね。
⑥ツインレイとの関係は常に幸福で完璧
完璧な関係とは、完全な調和と定義されますか? 完璧な関係は、完全な理解、受容、謙虚さなどの特徴がありますか?
何年も内観したりインナーワークをしたりすることでツインレイとの関係が完成されていきます。
実際、最初のうちは、ツインレイとの関係は激しい議論や衝突に悩まされる可能性があります。
多くの人々は、これを「カルマの浄化」と呼んでいます。つまり、すべての欠点、欠陥、および最も深いコアの傷に光が当てられ、向き合い、癒されるプロセスです。
もちろん、非常に不安になる可能性もあるでしょう。特に、2人が大きなエゴをもっていて、それが幻想や思い込みを維持するため猛烈に働いている場合はなおさらです。
厄介なことに、ツインレイは、互いに今までの人生で経験したことのないような最大の恐れ、恥、秘密をかき立てる方法を正確に知っているのです。
もちろんですが、それは悪意を持って行われるのではなく、成長を促進するために行われます。これは、両方のパートナーが他者の痛みと自己実現への欲求を同じレベルで感じるからです。
⑦ツインレイとの出会いの準備がすぐに整う
前述のとおり、ツインレイとの出会いは、適切なタイミングと場所であるとは限りません。
人生において自分自身の役割を果たしているかもしれないし、そうでないかもしれません。
ツインレイの重要性を真に理解するには、何ヶ月も、時には何年もかかるかもしれません。ツインレイのつながりの強さのため、人生が急速に崩壊し、その後、互いに感情、思考、マインド、そしてエネルギー的に準備ができたときに再び出会うのが一般的です。
ツインレイにサイレント期間とかいろいろあるってやつですね。
- ツインレイの関係によって完成する
- ツインレイは異性
- 瓜二つの存在がツインレイ
- 出会うタイミングが決まっている
- 会うとすぐわかる
- 常に完璧である
- 出会う準備がすぐ整う
ツインレイは嘘ではないけど勘違いがたくさんあるのかもね
ツインレイというのはもちろんですが、人間がつくった1つのアイディアなので、それを良しとする人もいればいやいやスピリチュアルな世界はもっと神々しいからうそでしょ。って2つのパターンにわかれると思います。
そんな根も葉もないうわさ話みたいなコンセプトなので、そこにいろいろな誤植があってしかるべきだとぼくは思っています。そうじゃなければスピリチュアルはつまらんですからね。
それでも、こんなにツインレイやツインフレームと騒がれるほど、ぼくらは一定数、そんなめちゃくちゃ強いつながりをもっている魂があるのも事実だと思います。
ぼくとしては、相手がツインレイだろうがソウルメイトだろうがソウルファミリーだろうが、人間関係や恋愛関係、パートナーシップで気づきや学び、あるいは成長や経験、スピリチュアルな世界でいうところの覚醒になれば、
そこまで名称やカテゴリー、ラベルにこだわる必要はないんじゃないかと思います。ツインレイでもいいし、そうでなくてもいいんですよ。
それでも、ぼくらは唯一無二の存在とか運命の相手とかに惹かれてそのドラマティックな展開や寓話にアツくなる気持ちはめちゃくちゃわかりますけどね。
とりわけパートナーシップや人間関係はぼくら人間なのでめちゃくちゃ重要になるとも思います。みなさんが素敵な相手と素敵な人と出会えますように。
ちなみに、今回翻訳したサイトを運営しているルナとソルさんはツインレイ関係にいるんですが(もちろん自称ね笑)、彼らはいろんな体験を経て、バランスの良い視点を紹介しているので個人的には好きです。
袖振り合うも他生の縁
どんな人に囲まれて過ごしたいですか?